1️⃣ はじめに
今回は、私が実際に使っているもの&気になっている
**自転車用リアライト(ロードバイク・クロスバイク向け)**を紹介します。
リアライトは、夜間や視界が悪いときに、
後方から「自転車がここにいますよ」と気付いてもらうための重要アイテムです。
選ぶときにチェックしておきたいポイントはこのあたり。
- 明るさ(ルーメン値・配光の広さ)
- 防水性能(雨天走行にも耐えられるか)
- 電源方式(USB充電式/電池式/ハブダイナモ)
- 取り付けやすさ(シートポスト・シートステー・サドルバッグなど)
特に街灯が少ない道では、
より明るく、広い範囲から視認できるライトが安全性アップに直結します。
雨の日に乗ることが多い人は、防水性能も必須です。
電源方式は、
- USB充電式:繰り返し使えて経済的
- 電池式:連泊のツーリングなどで電池交換しながら使いやすい
- ハブダイナモ:バッテリー残量を気にせず常時点灯できる
といった特徴があります。
私は普段のゆるポタではUSBテールライト+ハブダイナモ車という組み合わせが多いです。
2️⃣ 注意事項(道路交通法とリアライトの基礎)
まずは安全面&法律のポイントを簡単に押さえておきます。
- 夜間や視界不良時は、
リアライト(テールライト)またはリアリフレクター(赤色反射板)の装着が義務 - リアライトや反射板がない状態での走行は、無灯火走行となり罰則の対象になる可能性あり
また、
リアリフレクター(赤色)が付いていない自転車の場合、
- 夜間走行時は 必ず「点灯」で使用
- 「点滅」はあくまで補助灯扱いなので、
点滅で使うときは リアリフレクター(赤)と併用するのが安全です
法律上の義務だけでなく、
「とにかく早く、遠くから見つけてもらう」ことが重要なので、
明るさ・視認性の高いリアライトを1つはしっかり用意しておきましょう。
3️⃣ おすすめリアライト(バッテリー・USB充電タイプ)
ここからは、USB充電や内蔵バッテリーで使えるリアライトをブランドごとに紹介します。
CROPS(クロップス)
80JSRV-NUSB(ソーラー充電 反射板付きテールライト)
通勤用クロスバイクに「補助用」として取り付けているリアライトです。
- ライト全体が丸く点滅するため、後方からの視認性が高い
- ソーラー充電対応で、日常的な電池交換がほぼ不要
- リアリフレクター一体型なので、ライトが故障しても反射板として機能し続ける
泥除け用・シートステー用のブラケットが付属していて、
クロスバイクなどの街乗りスポーツバイクにも取り付けやすい構成になっています。
ライトは工具不要で着脱できるので、
日当たりの悪い駐輪場でも「ライトだけ持ち帰って窓辺で充電」といった運用もしやすいです。
主なポイント
- ソーラー充電で電池交換の手間を軽減
- 直射日光下での充電約4時間以上で、約50時間点滅(目安)
- 振動・明るさを感知して夜間走行時に自動点滅
- JIS規格準拠の後方反射板つき
「とにかく放っておいても光っていてほしい」という
通勤・街乗りユーザー向けの“ほぼメンテナンスフリー”なテールライトです。
BL600MU(振動センサー・明暗センサー・オートライト)
ツーリング用途に1個持っているモデルです。
- 明るさセンサー付きで、トンネルや夕暮れなど暗くなると自動点灯
- ブレーキングGを感知すると光量アップし、ブレーキランプ的な動きをする
- 軽量コンパクト(約28g)で、見た目もシンプル
主な仕様(抜粋)
- LED:レッドLED×1+COB LED(ブレーキ時に発光)
- 本体サイズ:72 × 20 × 29mm/約28g
- 点灯:約4.5時間 / 点滅:約8.5時間
- バッテリー:リチウムイオンポリマー 320mAh(充電約2.5時間)
- 振動・明暗センサー搭載オートモード/モードメモリ機能/バッテリーインジケーター
ブレーキセンサー付きリアライトに興味がある方、
「トンネルや薄暗い道でライトのON/OFFを自動化したい」という方におすすめです。
CAT EYE(キャットアイ)
RAPID X3
現在は旧モデルの RAPID X2 をメインで使っていますが、
すっきりした見た目が気に入っていて、X3への買い替えも検討中です。
ポイント
- 面発光で約150ルーメンの明るさ(デイタイムライトとしても使用可能)
- 2列LED+クリアボディで、広範囲から視認されやすい
- ラバーバンドで簡単取り付け(シートポスト/シートステー対応)
- 6モード(ハイ・ロー・点滅・ラピッド・グループライド・デイタイムハイパーフラッシュ)
便利機能
- モードメモリ機能(最後に使ったモードから点灯開始)
- バッテリーインジケーター
- バッテリーオートセーブ機能(残量が少なくなると自動で点滅に切り替わり、その後約1時間使用可)
使用時間(目安)
- ハイ:約1時間
- ロー:約5時間
- 点滅:約30時間
- ラピッド:約16時間
- グループライド:約16時間
- デイタイムハイパーフラッシュ:約8時間
防水性能は IPX4 相当で、雨天走行にも対応。
「デイライトも兼ねて、1本でしっかりアピールしたい」方にぴったりです。
RAPID micro AUTO
RAPIDシリーズの、軽量コンパクトなオートライト版です。
- 約15ルーメンのコンパクトボディ
- 明るさセンサーと振動センサーで、暗くて走っているときだけ自動点灯
- 点灯・オルタネイト・ラピッドの3パターンを搭載
- 残光機能で、停止後も約50秒間発光
便利機能
- モードメモリ機能
- バッテリーインジケーター
- バッテリーオートセーブ機能(残量少ないと点滅に移行し、その後約1時間使用可)
- 工具不要のシートポスト用ブラケット付属/オプションでクリップ取付も可
使用時間(目安)
- 点灯:約6時間
- オルタネイト:約24時間
- ラピッド:約35時間
「とにかく小さくて自動点灯してくれればOK」という方に使いやすいモデルです。
RAVEMEN(レイブメン)
TR250
- 視認角度 280° の専用レンズで、横方向からの視認性も高い
- 最大250ルーメン/最大被視認距離 約2,500m
- ストラップ/サドルマウント/クリップの3種類のマウント付属
機能面
- ブレーキセンサー内蔵(減速を検知すると、2秒間100ルーメン点灯に切り替え)
- 感知モードでは自動オンオフ(2分静止で消灯、振動で再点灯)
- 6モード(ハイ/ミッド/ロー/ラピッド点滅/警告点滅/ゆっくり点滅)
- 最大約18.5時間の連続使用(ローモード時)
USB-C充電&バッテリー残量インジケーター搭載で、
昼夜を問わずしっかりアピールしたいライダー向けの高機能リアライトです。
TR500
TR250 の上位モデルにあたるハイパワー版です。
- 最大500ルーメン
- ブレーキセンサー&自動オンオフ機能
- 最大約21時間の連続使用(ラピッド点滅モード)
1600mAh の大容量バッテリーを搭載し、
「デイライト+ナイトライドまで、1日しっかり光らせ続けたい」ときの安心感が大きいモデルです。
LEZYNE(レザイン)
SADDLE Ai ALERT 250 REAR
サドルレール付近に取り付けるタイプのテールライトです。
- ブレーキ感知技術を搭載し、減速時に出力モードを自動変更
- 後続車両にブレーキを分かりやすくアピール
- コンパクトなサイズ感と、レザインらしい仕上げが魅力
概要(抜粋)
- 重量:約73g(マウント含む、実測値)
- 最大光量:15ルーメン(※Ai ALERT動作との組み合わせで視認性アップ)
- 最大ランタイム:12時間(FEMTOモード時)
- 防水規格:IPX7
「サドル後ろにスマートにライトを付けたい」「サドルバッグと干渉しにくい位置に付けたい」方に向いています。
STRIP PRO Ai ALERT 400+ REAR
縦長ボディで最大270°の視認性を確保するハイパワーリアライトです。
- 減速を検知して出力モードを切り替え、周囲にアピール
- 側面までしっかり光るワイド照射
- エアロシートポスト対応(専用アダプタ併用でさらに広い形状に対応)
概要(抜粋)
- 重量:約71g
- 最大光量:400ルーメン
- 最大ランタイム:80時間(FEMTOモード)
- バッテリー容量:1900mAh
- USB-C充電対応
ロングライドやナイトライドで「とにかく見られたい」人向けの一本です。
Knog(ノグ)
BLINDER R-150 REAR BIKE LIGHT
遠方からの視認性を重視したロードサイクリスト向けリアライトです。
- 超高輝度150ルーメン
- ストロボLED+アングルLEDで遠方からの視認性UP
- 約40gと軽量
- 9モード搭載
- IP67相当の完全防水
- レンズ形状を活かしたサイドイルミネーション
- USB-Aコネクタ内蔵で、ケーブル不要の充電方式
「スタイリッシュで小さいけれど、しっかり目立ちたい」人にぴったりです。
BLINDER V(FLASH PATTERN BIKE LIGHT)
縦長のスマートなデザインが特徴的なリアライトです。
- エアロシートポスト対応の細長いボディ
- 前面が光るCOB LEDで最大100ルーメン
- Knogらしい個性的なライトグラフィック
- ケーブル不要のUSB充電(本体にUSBプラグ内蔵)
- 約40gと軽量/8モード搭載
- 防水構造/最大50時間点灯(ECO FLASHモード)
デザイン性を重視しつつ、
**日常のナイトライド〜通勤まで幅広く使える“見せるライト”**という位置づけです。
4️⃣ ハブダイナモ対応リアライト
電池残量や充電を気にせずに使えるのが、ハブダイナモ+リアライトの組み合わせです。
ここではリア側のライトをピックアップします。
BUSCH & MÜLLER(ブッシュ&ミューラー)
TOPLIGHT LINE small(トップライト ライン スモール)
クロスバイクで使用中のリアキャリア取付け用ダイナモリアライトです。
- 小型ながらラインテック搭載で、視認性と安全性を確保
- リアキャリア専用設計で、荷台と一体感のある見た目
- ハブダイナモ利用者や、今後導入を考えている人におすすめ
停車中も一定時間点灯するスタンドライト機能を備えたモデルも多く、
「止まっている間も真っ暗にならない」のがダイナモライトの安心感です。
SON(ソン)
SON リアライト ラックマウント(rack mount)
リアキャリア用のコンパクトなリアライトです。
- 高精度な加工とアルミハウジングによる高級感あるデザイン
- 本体直結型ケーブルで高い防水性
- スタンドライト機能搭載(停車中もしばらく点灯)
仕様(抜粋)
- 寸法:H19 × W62 × D19mm
- 重量:約20g
- ケーブル長:約1.9m
- 取り付けピッチ:50mm
「ツーリングバイクをシンプル&上質な雰囲気でまとめたい」方に向いたリアライトです。
SON リアライト シートクランプ
- シートクランプ一体型のリアライト
- アルミ削り出しの高級感あるハウジング
- 本体直結ケーブルで高い防水性
仕様(抜粋)
- 重量:約50g(本体のみ)
- ケーブル長:約1.9m
- クランプ径:Φ30/31.8/34.9mm
「フレームまわりをすっきりまとめたい」「キャリアは使わないけどダイナモでしっかり光らせたい」場合に選びやすいモデルです。
5️⃣ まとめ
リアライトは、ゆるポタでも本気のロングライドでも、安全面で絶対に外せない装備です。
- 普段使い・通勤通学:
→ ソーラー充電やオートライト付きモデルで「付けっぱなしでも安心」なものを - ロングライド・ナイトライド:
→ 高ルーメン+広い視認角度を確保できるモデルを - 街乗り+ツーリング:
→ ブレーキセンサー搭載やデイライト対応モデルで、昼夜問わずしっかりアピール - メンテナンスを簡単にしたい:
→ ハブダイナモ+リアライトという選択肢も検討
自分の走り方や走る場所に合わせて、
「一番安心できるリアライト構成」を見つけてもらえたら嬉しいです。
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