🚴♀️ はじめに
サイクリングの足元、どうしていますか?
「ゆるポタ」でも安全性と快適性はとても大事。
普段のスニーカーでも走れますが、
走行中に靴紐がほどけたり、チェーンに絡んだりといった小トラブルはできるだけ避けたいところです。
この記事では、普段の靴をサイクリング向けに快適化するアイデアから、
慣れてきた方向けのフラットペダル用サイクリングシューズまで、段階別に紹介します。
普段靴を“ワンアクションで”サイクリング対応に
🎛 ダイヤル式靴紐で“結ばない”を実現
まずおすすめしたいのが、ダイヤル式靴紐(リール式シューレース)。
ワンタッチで締めたり緩めたりでき、ライド前後の着脱が驚くほどスムーズになります。
たとえば
YAYAMIYA ダイヤル式靴紐 は、
片手で「くるっ」と回すだけで締まり、リリースもワンプッシュ。
ライド中のほどけリスクを減らし、見た目もすっきりします。
✅ 使用のポイント
- 通勤・通学やちょっとしたポタリングにも便利
- 紐の通し方は動画を参考に(最初に間違えると通し直しが大変)
- 両面テープ固定タイプは経年で粘着が弱まるため、交換時に確認を
⚠️「結ばない=安全」ではありません。
甲が圧迫される場合は少し緩めて、自分の足に合ったフィット感を優先しましょう。
慣れてきたら“フラットペダル用”サイクリングシューズへ
少し慣れてきたら、フラットペダル専用シューズへのステップアップもおすすめ。
代表的なモデルとしては、
- GIRO TRACKERシリーズ(FASTLACE/BOAタイプ)
- SHIMANO SH-ET501
などがあります。
これらはやや硬めのソールでペダルへの踏力が逃げにくく、
長距離でも足裏が疲れにくい構造です。
デザインも街乗りに馴染みやすく、カフェ立ち寄りにも最適。
ビンディングシューズに抵抗がある人でも自然に使えます。
靴紐の通し方でもフィット感は変わる
実は靴紐の通し方だけでも履き心地が変わります。
- アンダーラップ(下から上へ):締めやすく、足なじみが良い。ゆったり走りたい日に◎
- オーバーラップ(上から下へ):緩みにくく、サポート感が高い。ややスポーティに走りたい日に◎
※参考:ミズノ公式オンライン「MIZUNO MAGAZINE」
靴のニオイ対策は“スプレー+乾燥”がラク
ライド後は、靴内部を消臭スプレーで軽くケア → 風通しの良い場所で乾燥が基本です。
汗や湿度を放置すると雑菌が繁殖しやすく、ニオイの原因になります。
「その日のうちのケア」を習慣にすれば、
お気に入りの靴を長く清潔に使えます。
足裏の痛み対策には“幅広ペダル”が効く
初期装備の細いプラスチックペダルは、長距離だと足裏が痛くなりがち。
そこでおすすめなのが、接地面が広いアルミ製ペダル。
例:MKS ALLWAYS(オールウェイズ)
→ 街乗りから軽ツーリングまで対応し、荷重を分散して快適な踏み心地。
足元を少しアップグレードするだけで、走行感が見違えます。
まとめ
サイクリングシューズ=「専用装備」と思われがちですが、
実際はちょっとした工夫で普段の靴でも十分快適に走れます。
- ダイヤル式靴紐で「3秒フィット」
- 慣れたらフラットペダル用シューズで効率UP
- 幅広ペダルと簡単ケアで快適さを維持
小さな工夫の積み重ねが、ゆるポタをより安全で楽しいものにしてくれます。
まずは手持ちの靴をアップデートしてみましょう。
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