【2025年版】ゆるポタ民におすすめのTPUチューブ7選|軽量・コンパクトで予備に最適

目次

📝 1. はじめに

多摩川サイクリングロードのような 日帰りゆるポタ でも、パンク対策として「予備チューブ」は必須。
従来のブチルチューブより 軽量・コンパクトな TPUチューブなら、サドルバッグに入れてもかさばらず、いざという時の安心感が違います。

ここでは、短距離〜中距離のポタリングに最適なおすすめTPUチューブを紹介します。

🚴 2. TPUチューブとは?

**TPU(Thermoplastic Polyurethane=熱可塑性ポリウレタン)**を素材にした最新型の自転車チューブ。
従来のブチルチューブよりも圧倒的に軽量で、しかも折りたたむと手のひらサイズになるほどコンパクトです。

元々は工業用に使われていた素材で、弾性と耐久性を兼ね備えており、サイクリングシーンで注目を集めています。

🕒 TPUチューブの寿命の目安

  • 常用した場合
    およそ 1,000〜2,000km程度(使用環境・空気圧管理によって差あり)
    → ブチルが3,000〜5,000km程度使えるのに比べて短い。
  • 予備チューブとして携帯のみの場合
    1〜2年程度は問題なく保管可能(直射日光や高温多湿を避ければさらに長持ち)。
    → ゆるポタ派は「普段は使わず、パンク時の保険」として持つのが最適。

📌 劣化のサイン

  • チューブ表面が 白っぽく粉をふくような状態
  • ゴム感が薄れ、パリパリ感が出る
  • 空気が抜けやすくなる

これらが出たら交換時期です。

🔍 3. TPUチューブの選び方

  1. タイヤサイズに対応しているか
     例:700×25C〜32C、グラベル用なら38C対応など。
  2. バルブ長
     ロードは60mmが標準、ディープリムホイールなら80mm以上がおすすめ。
  3. 用途
     - ゆるポタ・日帰り → 携帯性重視
     - ロングライド・ヒルクライム → 軽量性重視
     - ブルベや耐久ライド → 耐久性と信頼性重視

⚖️4. TPUチューブのメリット・デメリット

✅ メリット(良い点)

  1. 軽量で走りが軽くなる
    • ブチルチューブ:約90〜120g
    • TPUチューブ:約23〜40g
      → 1本あたり50〜80g軽量化でき、ホイールの回転部分の軽量化は走行感に直結。
      ゆるポタでも坂道や加速時に「軽い!」と実感しやすい。
  2. コンパクトで携帯性が抜群
    • 小さく折り畳めて「ティッシュの箱の中に入るサイズ」レベル。
    • サドルバッグが小さい人、ツール缶に荷物をまとめたい人に最適。
  3. リム打ちパンクに強い
    • 素材の弾性が高く、段差や縁石を乗り越えたときにパンクしにくい。
    • 多摩川CRや街乗りポタリングでよくある「段差ショック」に安心。
  4. 空気保持力はラテックス以上、ブチル並み
    • ラテックスは1日で空気が抜けやすいが、TPUは数日〜1週間は安定。
    • 前日に空気を入れておけば、翌日のライドで追加補充は不要なことが多い。
  5. カラーが豊富で識別しやすい(メーカーによる)
    • Tubolito(オレンジ)、RideNow(透明や青)など。
    • 予備チューブを複数持つときに混同しにくい。

⚠️ デメリット(注意点)

  1. 価格が高い
    • ブチルチューブ:500〜1,000円
    • TPUチューブ:2,000〜5,000円
      → 「普段使い」よりは「予備用」としての価値が高い。
  2. 熱に弱い(リムブレーキで注意)
    • 長い下り坂でブレーキを引き続けると、リムが加熱してチューブが変形・破裂するリスクあり。
    • ディスクロードでは問題なし。
    • リムブレーキユーザーは夏場の峠ライドでは避けるのが無難。
  3. 修理が難しい
    • ブチルならパッチで簡単に補修できるが、TPUは専用パッチが必要。
    • 出先での応急処置はほぼ不可能=パンク時は交換が基本。
  4. 耐久性はブチルより劣る
    • 素材の特性上、繰り返しの使用で小さな劣化が進みやすい。
    • 普段使いすると寿命が短め。
    • 予備用として長期保存する方が実用的。
  5. 取り扱いに注意が必要
    • 薄いため取り付け時に噛み込みやすい。
    • タイヤレバーを強く使うと傷がつきやすい。
    • 空気を少し入れてからタイヤにはめるとリスク軽減。

👉【メリット・デメリット】 まとめ

  • 軽さとコンパクトさで「持って安心、走って軽快」なのがTPU
  • ただし 価格と熱・耐久性には弱点がある
  • よって「常用」よりも 予備チューブ or 軽量化アイテム としての使い方がおすすめ

📊 TPUチューブのメリット・デメリット比較

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🏆5. ゆるポタにおすすめのTPUチューブ 7選(おすすめ順)

1. Panaracer Agilest TPU Tube

  • 重量:「700 23-32C」でわずか36g。「700 32-47C」でも45gと脅威の軽量性能を実現。
  • 日本ブランドで安心感◎
  • 国内入手が容易、サポート体制も安心
  • ゆるポタ〜100kmライドに最適

2. RideNow TPUチューブ

  • 重量:約36g
  • Amazonで入手しやすく価格も手頃(2,000円台〜)
  • 予備用としてコスパ最強

3. Schwalbe Aerothan Tube

  • 重量:41g(40mm),43g(60mm),47g(80mm) / 700×23/28c(23/28-622)
  • ドイツの大手ブランド
  • 耐熱・耐久性が高く、日帰りロングライドも安心
  • 値段は高めだが信頼性抜群
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4. Revoloop Road

  • 重量:25g(40mm)
  • ドイツ製で品質が安定
  • コンパクトで日常ポタリング用に◎
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REVOLOOP
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5. Pirelli SmarTUBE

  • 重量:35g
  • レース寄りだが、安心して使える品質
  • 世界的なタイヤブランド
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6. Tubolito Road Tubo

  • 重量:約40g
  • 軽量で信頼性は高いがやや高価
  • 予備というより実走用向き
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7. Tubolito S-Tubo Road

  • 重量:23g
  • 超軽量&コンパクトで予備専用に最適
  • 耐久性は低めなので「保険用」と割り切るのが正解

📊 TPUチューブ対応距離の目安(ゆるポタ仕様)

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💡6. まとめ

TPUチューブは、予備用チューブとしての安心感と携帯性でゆるポタに最適。

  • 短距離〜中距離ポタ → Panaracer / RideNow
  • 信頼性重視 → Schwalbe
  • 超軽量予備 → Tubolito S-Tubo

価格は高めですが、「持っている安心感」は何よりの価値。
ゆるポタのサドルバッグには、ぜひ1本TPUチューブを忍ばせておきましょう。

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この記事を書いた人

サイクリングロードを中心に走る「ゆるポタ派」ライダー。
自転車・ガジェット・グルメをテーマに、気軽に走って楽しむライド情報を発信中です。
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